ちょっと私の幼少時代にあったテレビアニメのお話でもさせていただきます。
将軍様や桔梗屋の悪巧みを寺の小坊主が得意のとんちで解決していく。
なんとも朗らかなアニメ。そう「一休さん」です。
まあ、一休さんをいまさら説明するまでもないと思います。
その中にこんな話がありました。
ある日、桔梗屋が油(この当時、あかりとして使用)の原価割れの大安売りを行う。
この桔梗屋の油の大安売りを期に、ライバル店もそれに釣られて泣く泣く油の価格を下げる。
するとまた、桔梗屋が油の価格を下げる!と言う油の価格破壊がおこった。
当時の庶民の感覚では、油はぜいたく品であったが、価格破壊のおかげで庶民にまで油が普及。
これにより、庶民は、夜遅くまで、油のあかりを使って、ヨナベやら読書やらをするものだから、町が明るくなり泥棒の商売が成り立たなくなる始末。
そんなある日、桔梗屋は、急に油の価格を上げる(価格破壊の前の2~3倍まで)。
そのとき、ライバル点には、もう売る油がない!!!
そう、価格破壊を起こしたときに桔梗屋が、ライバル店からコッソリと油を買い占めていたのだ!!
しかも、油の元となる菜種を作る農家とも独占契約をすでにすますと言うねんの入れよう。
こんな桔梗屋の油を庶民が買うかといえば一度便利なものを覚えた人間と言うのは、
もう不便な生活に戻ることができずに、泣く泣く価格が高騰した油を買わざるおえず、
桔梗屋は大儲け!!!!
この話、テレビのアニメだけの話ですか??
現在の社会問題でもある話ではないですか??
子供が見るようなアニメなのに裏に隠れているストーリーはすごいですねえ。
もちろん、
アニメなのでこんなのでは、終わらずにちゃんと一休さんのとんちで事件は丸く収まりますよ(^^)
では、お話の続き
さすがに町中が混乱して、将軍様が困ったしまい、ここで一休さんの登場!!!
一休さんは、どんなとんちをつかったかと言いますと、
その辺にたくさん生えている松から油を作る方法を開発した!!!っと噂を流す。
もちろん嘘!!将軍家に備蓄していた油を松から作った油だとして、
ライバル店が格安で売る。
桔梗屋が大損して、めでたしめでたし。
後半部のまたまた、すごく現在にマッチしそうですねえ。
子供が見るようなアニメなのに裏に隠れているストーリーはすごいですねえ。
今回は、ひとやすみ、ひとやすみっと言うことで前回からの話とまったく異なった、このような話を紹介させていただきました。
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