こうしてダマされる。はたして、あなただけは大丈夫でしょうか?

あなたの友人が詐欺に引っかかった あなたはどういった反応をするでしょうか?

「あいつだから詐欺に会うのだよ」
「あいつはバカだからしかたないなあ」

・・・・
ある本によると

自分だけは
・癌やHIVなどの不治の病に罹る確率は、平均的な数値よりも罹る確率が低い
・事故や災害にあう確率は平均的な数値よりも確率が低い
・平均寿命よりも、自分は長生きする

と思っているらしい。
ようするに、誰しもが ・俺だけは病気にならない!!!事故に合わない!!長生きする!!
(まあ、バカは風邪を引かないと言うから、まんざらはずれでもないかも・・・・・。)
と思っているのだよ!!

そう!!!!

あなた以外の人もほとんどが 「自分だけはダマされない」 と思っているんだよ

もちろん、僕も思ってました(涙)



これを聞いてまだ、自分だけは、ダマされないと言い切れますか??

そう!

「自分だけはダマされない」って思っている人が まんまとダマされているんだよ!?



これが現実です。


では、「自分だけはダマされない」って思っているあなたを詐欺師はどうやってダマすのでしょう??

反報性;相手に小さな貸しを作っておくと、それが相手にとっては「弱み」になって要求を飲ませやすくなる。人間は人から受けた恩や借りはなるべく返したいと思うもの。


これは誰にでもある心理!?


この期におよんで自分だけは違うってのは言いっこなし!!

この反報性を利用すれば、 無理な難題も相手が飲んでくれる!!
これはよく心理学的なテクニックとして相手に要求を飲ませる方法。

営業、販売、宗教勧誘、もちろん詐欺に使われているのだ。


簡単に反報性を利用の方法を説明すれば、相手に何か要求を飲ませたいときは、ひたすら親切にして相手に貸しをつくり、相手は、こちらの要求を飲むことで仮を貸したがるようになる。

ただこれだけで、相手が無理難題を飲んでくれるのだからすごいですねえ!?

まだ、自分だけはそんなものないって言っていますか???



で、実際に僕が体験したデート商法の場合は 本当の目的(ダイヤモンドを売りつける)を伝えずに、私に、こんなかわいい女の子が僕のために時間を使ってくれたのだから、なんとかして、女の子の要求に答えたくなる。そこで本来の目的であるダイヤモンドの購入を迫ってくる。


まあ、乱暴に言えば、


これだけ楽しく話をしてあげたのだから、代わりにダイヤモンドを購入してくれよ!!
(かなり、乱暴な書き方だなあ)


正直に言って、詐欺とわかっていたけど、数万円くらいなら買っても良いかなあって内心ずっと思ってました(反報性恐るべし)

この反報性をたくみに使った例として、有名な宗教団体、オ○ム真理教の勧誘かな。


まず、本当の目的を伝えずに、相手に親切にして、こちらが親切を返したくなるところで勧誘の事実を伝える。これは反報性を使った手口だった。

この教団の特徴として、高学歴の人が多かったと言うことから、


「高学歴の世間知らずがダマざれた」


ってことになっているが。




これはまったくもって見当違い!!




高学歴で優秀だから狙われた!!!


の間違いです・



心理的に攻めてこられれば、ほとんどの人が落ちますよ。


マジで・。



その場で考えたあなたの逃げ口上なんて、詐欺師は想定済みですよ。



そんなことで逃げることはできませんよ。




では、詐欺に会わない最大の防御策は



ずばり、詐欺の手口を知っておくことだ!?



もし、私が、デート商法と言う手口を知らずに、この女のアンケートを答えて店までついて行ったら今頃、間抜けな顔をして、首から高価なダイヤモンドをぶら下げて、ひたすらこの女にメールをしていたのだろう・・・。


考えただけで怖い話です。

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