デート商法レポートその1

約束の日、当日、親切にも会場への待ち合わせ時間に寝坊して遅れないように女性スタッフからのモーニングコールで起床。

ビビリな僕は、逃げられなくなった場合を想定して、何人かの友達にこの時間になったら電話を入れてもらうようにした。この電話をきっかけに、いざとなれば逃げる準備。

店は、青山にある駅前のちょっとコジャレタ感じの結婚相談所って感じ?
黒のスーツでばっちりきめ、髪も下ろして、化粧もばっちりでいかにもいい女って感じ。
こんな人は理系にはいないことが断言できる。
年齢は26歳で地元の短大を出てからすぐにこの会社で勤めだして6年目だそうだ。
会うなり、店の隅のほうのテーブルで30分くらい世間話。
アンケートをしたときから感じがよいやら、しゃべりやすかったからあえて声をかけたなどなど、決して全員に声をかけてなく、

「あなたは特別ですよ」

てことをアピール!!

その後、30代くらいの男性(若いときチャラオって感じ)が出てきて、
すごく腰を低くしてこの会社のコンプライアンスを説明。

その男性定員いわく
「アンケートに答えて、その日に事務所につれてきて、その日のうちに契約を取るのは詐欺に当たる。しかし、うちはそれとはまったく違う。また、説明時間は3時間半で、今の女性スタップのみで行う、店の出口の場所を説明、こまったら大声を上げれば駆けつける・・・・」などなど

「賢いあなたなら、うちの会社は詐欺ではないことが分かりますよねえ??」
てなことをひたすら話したあと、女性スタッフとバトンタッチ。

その後、また、女性スタッフと世間話。しかし、話を彼女・結婚の方向に意図的に持っていいかれる。

サッカー選手の三浦カズは、自分がつけていたネックレスの石を指輪にして結婚するときに、奥さんに送った(婚約指輪として)。

この三浦カズの話が、まったくもって貴金属に興味のない僕とダイアモンドをつなげるキーとなるのだ!!!

結婚にはお金が掛かる。
結婚式、披露宴、婚約指輪、結納金、新婚旅行などなど。
大体、500万円程度らしい。そのうちの婚約指輪を結婚準備金の積み立てとして今買って、三浦カズのようにネックレスとしておこう。

それをすることで計画性とか、結婚への行動が変わる?第一歩??あなたは(○○君なんて愛称で呼ばれたような)結婚に対して、その一歩を今までまったく踏めていないから、これをきっかけにその一歩を踏みましょう。

要するにこのときからダイアモンドを買うこと=結婚準備と言うすり替えが起こる。


その後、私の給料とお金の使い道の円グラフを書き、食費をこれだけ、たとえば一日ジュースを一本飲むのをがまんすれば○○円、飲みに行く回数を一回削れば○○円・・・・・。

このあまったお金を結婚準備に回しましょうよ!!
と具体的にせまってくる。

この節約したお金でローンを組ませようという魂胆のようだ。(後で分かった)

とどめに

私(女性スタッフ)とこれを買うことで長い間付き合えるお得意様(悩みとか言い合えるなか?)になりたい。

あなたは普通のお客様にしたくない。

私はあなたがダイアモンドを買っていただいても販売ノルマなんかないから、
そんなに強制はしないけど、私はダイヤモンドを買ったもらうことなんかよりも、
なんでも話しやすくて面白いあなたと長い間付き合えるようにしたいとのこと。


柳の木のようにのらりくらりと、受け答えしていたもんで、

こいつは、ダイアモンドなんか買わないということを完全に察したのか
、こんどは癒し系のサロンの会員になることを勧めてきたがもちろん答えはNo。

そんなこんなで3時間半の時間がすぎ、コンプライアンス通りに開放された。

これが大まかな概要です。僕以外の接客をしている人の話を小耳を立てて聞いていたが、
すべて同じ話の展開だった。

いままでの茶番は完全にマニュアル化さらた接客だと思える。あなたなら接客で落ちますか???

次は、これらの具体な話と心理学的な検証を盛り込んでいきますのでこうごきたい!!

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